まだまとまってないんですが、いつまで経ってもまとまりそうにないんで、思うままにつぶやこうかなと思います。
昨シーズンの最終戦以来なので、約1年振りにツアーに参戦しました。
最終戦終了してから春先まで、まぁ色々あったりもしたので、練習はほとんどしてませんでした。
もちろん、トレーニングも全く…。
今シーズンは、かえさんとのペアでサテライト第一戦平塚大会から参戦しましたが、きちんとした練習もしてませんし、週末にビーチに行っても基本練習くらいで、指導してる方が多かったです。
そんな私が、お台場大会と川崎大会のみ、即席で美和と組んで二つとも準優勝…。
自分が一番びっくりしました。
もちろん、二人の力で掴んだ結果ですが、それでも…
内心ちょっと複雑でした…(*_*)
なぜ私に勝てないのか!?
では偉そうになりそうなんで、
なぜ私が勝てるのか!?
で、考えてみようと思います(笑)
先ずは、ご存知の通り、現在のツアー選手の中で一番長くビーチしてます。
経験がものを言う競技ですから、この長さは凄く強みにはなりますが…
でも、私ほど長くなくても、ビーチ年数はそこそこの選手はいると思いますよ。
美和でも八年目ですからね(笑)
次に…
基本がしっかりしてるとこでしょうか。
パスにしてもセットにしても、そこにあがればいいってものではないと、私はずーっと思ってますし、そう教わりました。
パスのし方・セットのあげ方、凄く大事です。
いかにペアがトスをあげやすいパスをするか。
いかにペアが打ちやすいセットをあげるか。
そして、スパイクに関しても、敵がいないとこに落とせばいいのではなく、打ち方やサインではめられても決まるところにいかに打てるか、なんですよね。
私自身、インドアの技術はイマイチでしたから、凄くジャンプするわけでもありませんし、スピードがあるわけでもありませんでした。
一緒にアテネ五輪に行った涼さんも同じだったと思います。
そんな二人が世界で勝とうと思ったら、背の低い日本人が背の高い外国人に勝とうと思ったら、そんな細かいとこまできちんと体に染み込ませなければ、勝てるわけもありませんし、オリンピックなんて行けるわけありません!!
そうやって、今までビーチやってきました。
だから、ジャンプやパワーやスピードが落ちた今でも、まだこうやって勝てるんだと思います。
ペアの力を引き出す力なんて、私にも分かりません(^_^;)
戦術も、実はたまに思いつきだったりするんですよ(笑)
後は、常に敵の裏をかくことを考えながらプレーしてる。
それくらいですかね…。
あ、後、怪我はほとんどしたことないですね。
ビーチ始めて二年目(!?)にヘルニアになりましたが、その時からアテネまで診てもらってたトレーナーさんのトレーニングの賜物だと思います。
みっちり細かいとこまで指導していただき、私自身に知識も教えてもらいました。
だから、全くトレーニングしてない今でも、まぁ怪我するほど動けてませんが…(^_^;)
1大会5試合こなしても、壊れることはありませんでした。
それが、ビーチ馬鹿の楠原千秋です(笑)
来月末から、第二次アジア大陸予選みたいですね。
私達のころは、まだアジアのレベルはそんなに高くなくて、中国・タイ・日本の三強でしたが、最近はそんなことないみたいで、カザフスタンやマレーシア、台北も力をつけてきてるようですね。
まぁ二次は問題ないと思いますが、でもこの戦いが最終予選を左右するのは間違いないと思うので、私に勝つこと以上に必死になってほしいと願います。
長々と書いてしまいましたが…
結局、偉そうなこと書いちゃった!?f(^^;
でも、本当にロンドンの切符をゲットしてほしいので!
努力は絶対報われるから!!
頑張れ、日本代表!!
そして、次世代に繋いでほしいと思います。
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凄くハッキリと他の選手と違って見えたのはそういうことだったんだとブログを読んで納得〜って思いました(*^^*)
どんな時でも謙虚な千秋さんは素敵だと思います!!
またオリンピックを目指してもらいたいです(^^)
私はインドアでしたが、ひょんなことから入れてもらうようになった、V1チームを引退した方達で作ったチームで地域リーグに出た事があり、ほとんどのチームが若い子達主体のチームで、年齢が半分じゃないか?くらいのピチピチ(笑)な子達相手に試合をしていましたが、やっぱり負けませんでした。
それって、やっぱり培った技術と戦術…ですよね。
動けなくてもコースを読んで、キレイに上がらなくても「繋がる」ボールをあげて、跳べないアタッカー(笑)のために打ちやすいトスを上げて、強打が打てなくてもコースを狙って…「派手なプレーをしなくてもキレイなプレーができなくても、頭を使って、こっちが落とさず、相手のコートに落とせばいい」と、色々な事を教わりました。
私も30過ぎてからこのチームに入れてもらいましたが、ここで学んだ時間ってとても貴重なものでした。
そう考えると、千秋さんにはもう少し選手としてコートに立ってもらって、若い子達をどんどん育てていってほしいな…って思ったりします(^^)。
基本が出来ているのはトップ選手でも数人でしょう。
楠原選手が思っている通りの現実です。
ロンドンは1組も行けないでしょう。
その後のオリンピックも難しいと感じます。